ワインが苦手な人は割って飲むのがオススメ!
せっかく買ったワインが期待した味ではなかった、開けたけど飲みきれなかった、赤ワインが思いのほか渋くて飲みづらい。
そんな時、そのワインはどうしていますか?
いきなり捨ててしまうのはもったいなすぎますが、料理に使うのにも限界がありますよね。
実は、ワインはジュースやリキュールを使って割ることで、そのまま飲むのとはまた違った美味しさが楽しめるお酒なんです。
ホームパーティーでワインが苦手な人やお酒に強くない人にも、ワインを美味しく味わってもらう時に、いろいろな割り方を知っておくととても役立ちます。
ワインの割り方5つ
ワインをジュースで割った楽しみ方には、例えばスパークリングワインをオレンジジュースで割った「ミモザ」など、ワインカクテルとしてすっかりお馴染みのものもありますね。
今回は、ワインが苦手な人にもおすすめなワインの割り方として、コーラ、リンゴジュース、ジンジャーエール、ソーダ、カルピスを使った5つをご紹介します。
赤ワインとコーラ

画像引用:https://wine.sapporobeer.jp/
赤ワインをコーラで割ると聞くと、驚かれる人もいるかもしれませんね。
実は、この組み合わせは「カリモーチョ」と呼ばれるカクテルです。諸説あるのですが、メキシコで発祥したとも言われています。赤ワインの風味とコーラの炭酸が程よくマッチして、特に暑い夏に爽快な喉ごしを楽しみたい時におすすめです。
作り方はとても簡単で、グラスに氷を入れて、赤ワインとコーラを1:1の割合で注いで混ぜるだけ。ライムやレモンを添えると、おしゃれなカクテルに仕上がりますよ。
使うワインやコーラの種類や注ぐ割合は、お好みで自由に試してみてください。
白ワインとリンゴジュース

白ワインとリンゴジュースを割っても美味しいですよ。
氷を入れたグラスに、ワインとジュースを適量ずつ注いで混ぜるだけ。白ワインの爽やかさとリンゴの優しい甘みが、素敵なハーモニーを奏でます。
リンゴジュースの果汁は、透明なタイプか濁ったタイプかお好みで選んでください。濁ったタイプの方が、よりソフトな口あたりが楽しめます。
赤白ワインとジンジャーエール

ワインをジンジャーエールで割るのも定番の楽しみ方です。
赤ワインとジンジャーエールを1:1で割ったカクテルは、「キティ」という名前で親しまれています。
白ワインとジンジャーエールを1:1で割ってレモンジュースを少々加えると、「オペレーター」というカクテルができあがります。
赤・白どちらの場合も、使うワインとジンジャーエールを、それぞれ甘口にするか辛口にするかで、味わいが全く変わってきます。ぜひいろいろ試してみてください。
白ワインとソーダ

白ワインをソーダで割ると、「スプリッツァー」というカクテルになります。
アルコール度数は低い方がいいけれど、甘いお酒は好きではないという人におすすめの割り方。すっきりとした爽やかな味わいで、とても飲みやすいです。
赤ワインとカルピス

画像引用:https://wine-mellow.com/
赤ワインをカルピスで割ったカクテルは、「ロマンチックハーモニー」と呼ばれています。見た目の愛らしさと甘酸っぱい味わいがたまりません。
カルピスは原液のままではなく、好みの濃さで希釈したものを使います。氷を入れたグラスに希釈済みのカルピスを注ぎ、その上から赤ワインをゆっくり注ぎます。
割合はカルピス2:赤ワイン1を目安にすると良いでしょう。比重の違いから二層に分かれるので、とっても綺麗。特に女性に喜ばれます。
ヨーロッパではワインは割って飲むことは珍しくない
日本では、ワインはそのままストレートで飲むお酒というイメージが強く、何かで割って飲むのは邪道のように思われがちですよね。
でも、ワインの本場であるフランスヤドイツをはじめとしたヨーロッパでは、炭酸水で割るのはごく一般的な楽しみ方のひとつとして、古来より親しまれてきました。スペインでは、暑い夏に氷を入れて楽しむ人も珍しくありません。
あまり堅苦しく考えずに、自分が美味しいと思う飲み方で楽しむのが一番ですよ。
まとめ
ワインが苦手だと感じている人でも、お好みのもので割ってみると、その飲みやすさに驚くのではないでしょうか。
ワインカクテルとしてよく知られているレシピ以外にも、自由な発想で気軽に楽しんでみましょう。
簡単に作れて美味しい組み合わせがたくさんあるので、ホームパーティーにもおすすめ。ぜひいろいろ試してみてくださいね。
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