家飲みにピッタリなワインに合う料理5選
家でワインを飲む時、どんな料理と合わせていますか?
自分の好みの料理だけでなく、ワインと料理がお互いを引き立て合い、より美味しく味わえる組み合わせを知っておくと、いつものワインがより美味しく楽しめますよ。
今回は、私が個人的に選んだ、家飲みにピッタリなワインに合う料理を5つご紹介します。
白身魚の香草焼き
白ワインに魚料理が合うのはよく知られていますが、特に白身魚との相性が抜群です。
鯛やヒラメ、スズキなど白身魚の切り身に、ローズマリー、バジル、タイム、オレガノなどの乾燥ハーブを加えたパン粉をまぶして、オリーブオイルでこんがり焼いた香草焼きは、辛口の白ワインとよく合います。
柑橘系の爽やかな香りとフレッシュでシャープな酸味が魅力の、ソーヴィニヨン・ブランと合わせるのが特におすすめ。
チキングリル
鶏肉料理に合うワインは幅広く、調理や味付け次第で選び方が変わってきます。
チキングリルの場合も、塩とレモンでさっぱりとした味付けなら、やや辛口の白ワインがよく合います。
爽やかなシトラスの香りとすっきりした飲み口のシャルドネや、柑橘系の香りとシャープな酸味、豊かなミネラルを感じるリースリングが特におすすめです。
味噌や醤油を使って照り焼き風の味付けなら、ミディアムボディの赤ワインと相性が良く、ピノ・ノワールがおすすめ。スパイシーな味付けなら、辛口のロゼ・スパークリングとよく合いますよ。
シーフードパスタ
シーフードパスタもワインによく合う定番料理のひとつですね。
ソースの味付けによって、合わせるワインをいろいろ変えて楽しめます。
クリームソースの場合なら、キリっとした辛口でコクのある味わいの白ワインがよく合います。ピノ・グリージョやヴィオニエがおすすめです。
オイルソースの場合には、フルーティーな香りとフレッシュな酸味のあるやや辛口の白ワインがよく合います。シャルドネやソーヴィニヨンブランがおすすめ。
トマトソースの場合なら、ミディアムボディの赤ワインがよく合います。サンジョヴェーゼやメルロがおすすめです。
ロゼワインが好きな人は、酸味とコクがある辛口のロゼと合わせるのもいいですね。
手羽先
意外に思われるかもしれませんが、実は焼き鳥もワインとよく合うんです。
中でも、香ばしく焼いた皮とジューシーで濃厚な手羽先の旨味には、すっきり爽やかな辛口のスパークリングワインや、フレッシュな酸味のある辛口の白ワインを合わせるのがおすすめ。シャルドネやリースリングが好相性です。
甘辛いタレで味付けしている場合は、ライト~ミディアムボディの赤ワインともよく合います。
ラムチョップ
ラム肉は好き嫌いが分かれる肉ですが、私は独特の野性的な風味が好きで、ラムチョップもよく食べます。
ワインを合わせる時は、ラムの風味に負けてしまわないよう、力強くしっかりした味わいのワインを選びましょう。
フルボディの辛口赤ワインの中でも、私のイチ押しはオーストラリアを代表する赤ワインのシラー。
ワイルドでスパイシーさを感じるパワフルな味わいは、ラム肉との相性抜群です。
料理があればワインのおいしさが倍増する
ワインは単体で飲んでももちろん美味しいですが、ワインの個性に合わせて相性の良い料理を合わせて楽しむのが、まさにワインの真髄、醍醐味だと言っても過言ではないでしょう。
ワインに合わせる料理や食材について語る時、よく「マリアージュ」と表現されますよね。
ワインは他のお酒と比べて、食材との組み合わせによって味わいが大きく変化するお酒です。合わせる料理によって、ワイン単独で飲んでいた時とは、味わいの印象がガラリと変わって驚くなんていうことも珍しくありません。
料理は、ワインの美味しさを何倍にも高めてくれる存在なのです。
まとめ
ワインと料理のバランスが良く、互いの魅力をより一層引き立て合い、絶妙なハーモニーを奏でる組み合わせに出会えた時、めちゃくちゃ感動しますよね。
もちろん、逆の場合もあるわけですが、一般的に言われている組み合わせにとらわれすぎる必要はありません。
ぜひ自分で実際にトライ&エラーを繰り返しながら、本当に美味しいと思う組み合わせを見つけていきましょう。
もっと家飲みがワインが楽しくなる方法についてはこちらで紹介してます!